習志野市予防接種情報提供サービス

平成28年・43週~マイコプラズマ肺炎、レプトスピラ症〜

2016年11月04日

今週の注目疾患  平成28年・43週(10月24日~10月30日)

〜マイコプラズマ肺炎〜
2016年43週の県全体の定点当たり報告数は、42週から変化なく1.78であった。継続的に多い状態で 推移している。2011年から2012年にかけての流行は年明けまで続いたことから、今後の発生動向に注意が必要である。2016年1~43週に報告された283例の発生状況をまとめた。 性別は、男性147例(51.9%)、女性136例(48.1%)であった。 年齢群別では、5~9歳110例(38.9%)、5歳未満91例(32.2%)、10~14歳59例(20.8%)が多い。 検査方法として報告されたのは、抗体検出136例(48.1%)、核酸検出(PCR・LAMP等)102例 (36.0%)、抗原検出43例(15.2%)、記載なし2例(0.7%)であった。


〜レプトスピラ症〜
レプトスピラ症は 2003 年 11 月 5 日(2003 年 45 週)から感染症法の 4 類感染症となった。千葉県では、2003 年 45 週から 2016 年 43 週に 8 例の届出があった。2016 年は例年と比較し、届出数が多くな っている。そこで、感染症サーベイランスシステム(NESID)に保存されている2006年~2016年43 週に届出された 6 例について発生状況をまとめた。2003 年~2005 年の届出については感染症発生動 向調査週報(IDWR)2005 年第 13 週の速報を 1)、2007 年 1 月~2016 年 4 月の全国の発生状況については病原微生物検出情報(IASR)Vol. 37 No. 62) をご参照ください。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月2日更新)

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