習志野市予防接種情報提供サービス

平成28年・19週~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、咽頭結膜熱 ~

2016年05月20日

今週の注目疾患  平成28年・19週(5月9日~5月15日)

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
2016年19週の県全体の定点当たり報告数は、18週の2.20から増加し3.27となった。例年報告数が多い状態で推移する時期であるため、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別では、16保健所中14保健所管内で増加し、香取(6.67)、君津(5.38)、船橋市(4.64)、習志野(4.10)、松戸(4.06)、山武(4.00)、印旛(3.69)で多い。
2016年19週に報告された442例の性別は、男性228例(51.6%)、女性214例(48.4%)で、年齢群別では、4~7歳が218例で49.3%を占めていた。

咽頭結膜熱
2016年19週の県全体の定点当たり報告数は、18週の0.38から増加し0.50となった。15週以降増加傾向にあり、過去3年はさらに増加しており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別では、16保健所中7保健所管内で増加し、野田(1.75)、市川(1.00)、松戸(0.88)、柏市(0.78)、船橋市(0.64)、長生(0.50)で多く、6保健所管内からは報告がなかった。
2016年19週に報告された67例の性別は、男性39例(58.2%)、女性28例(41.8%)で、年齢群別では、1歳が21例で最も多く31.3%を占めていた。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成28年5月20日更新)

≪戻る