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平成27年・6週~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎、インフルエンザ~

2015年02月13日

今週の注目疾患  平成27年・6週(2月2日~2月8日)
~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~
2015年6週の県全体の定点当たり報告数は、5週2.16のから増加し2.78となった。保健所別の定点当たり報告数は、長生(11.75)、夷隅(4.33)、松戸(3.81)、印旛(3.63)、船橋市(3.45)、習志野(3.40)、柏市(3.22)、海匝(3.00)で多かった。年明け以降増加傾向を示しており、今後の流行状況に注意が必要である。
2015年6週に報告された373例の性別は、男性182例(48.8%)、女性191例(51.2%)で、年齢群別では、4~8歳が218例で58.4%を占めていた。
~インフルエンザ~
2015年6週の県全体の定点当たり報告数は、5週の28.42から減少し19.60となった。減少傾向にあるものの報告数が多い状況が続いており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別の定点当たり報告数は、全保健所管内で警報レベルの30未満となった。定点当たり報告数が多かったのは、海匝(29.14)、印旛(28.13)、松戸(22.68)、香取(21.50)、長生(20.57)、習志野(20.00)だった。
2015年6週の年齢群別報告割合は、5~9歳33.2%、10~14歳18.8%、0~4歳18.2%が多く、2014/15シーズン全体では、5~9歳28.6%、10~14歳19.3%、0~4歳15.6%に多い。
2015年6週の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、4,006例中A型3,749例(93.6%)、B型226例(5.6%)、A and B型3例(0.1%)、A or B型28例(0.7%)だった。全体の報告数は減少しているが、B型の報告数が5週の198例から226例に増加し、報告割合も5週の3.4%から5.6%に増加した。2014/15シーズン合計では、47,859例中A型46,465例(97.1%)、B型1,004例(2.1%)、A and B型16例(0.0%)、A or B型374例(0.8%)だった。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成27年2月13日更新)

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