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平成28年・45週~感染性胃腸炎、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2016年11月21日

今週の注目疾患  平成28年・45週(11月7日~11月13日)

~感染性胃腸炎~
2016年45週の県全体の定点当たり報告数は、44週の6.73から増加し10.36となった。過去4年の同時期と比較し早期に増加し、すでに2015/16シーズンのピーク(10.22)を超えており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別定点当たり報告数は、16保健所中14保健所管内で増加し、船橋市(25.09)、柏市(14.44)、松戸(13.69)、市川(12.33)、印旛(11.13)が多い。
2016年45週に報告された1,399例の性別は、男性732例(52.3%)、女性667例(47.7%)であった。年齢群別では、1~6歳が911例で65.1%を占めていた。

~A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~
2016年45週の県全体の定点当たり報告数は、44週の2.68から増加し3.14となった。過去4年の同時期と比較し多い。季節変動性があり、冬から春にかけて患者が増加する1)ため、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別では、16保健所中12保健所管内で増加し、夷隅(10.00)、長生(7.50)、船橋市(5.27)、印旛(4.38)、柏市(3.78)、山武(3.67)、君津(3.38)、香取(3.33)で多い。
2016年45週に報告された424例の性別は、男性219例(51.7%)、女性205例(48.3%)で、年齢群別では、3~9歳が279例で65.8%を占めていた。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成28年11月16日更新)

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