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平成28年・5週~インフルエンザ、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎~

2016年02月12日

今週の注目疾患  平成28年・5週(2月1日~2月7日)

インフルエンザ
2016年5週の県全体の定点当たり報告数は、4週の29.16から大きく増加し44.91となった。今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別では、16保健所中全ての保健所管内で増加し、13保健所管内で国の定める警報基準値(30)を超えた。松戸(56.76)、市原(53.45)、印旛(53.42)、君津(51.08)、船橋市(50.59)、習志野(50.38)、千葉市(46.21)で多かった。
2015/16シーズン全体の年齢群別報告割合は、5~9歳が36.6%、0~4歳が18.0%、10~14歳が15.5%であった。
2015/16シーズン全体の小児科・インフルエンザ定点医療機関の協力による迅速診断結果の報告は、20,018例中A型14,530例(72.6%)、B型5,349例(26.7%)、AandB型42例(0.2%)、AorB型97例(0.5%)であった。

A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
2016年5週の県全体の定点当たり報告数は、4週の3.78から増加し4.84となった。過去4年と比較し多い状態で推移しており、今後の流行状況に注意が必要である。
保健所別定点当たり報告数は、16保健所中11保健所管内で増加し、長生(17.75)、柏市(9.11)、松戸(6.19)、船橋市(5.73)、印旛(5.00)で多い。
2016年5週に報告された648例の性別は、男性337例(52.0%)、女性311例(48.0%)で、年齢群別では、4~6歳が264例で40.7%を占めていた。

【千葉県感染症情報センターより参照】
(平成28年2月12日更新)

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